SSブログ
3人家族 ブログトップ
前の3件 | -

3人家族  その11/ END [3人家族]

20201120181824.jpg
果たして人は、14年間、妻と子を捨てて顧みなかった男を許せる
ものだろうか?
自分のためにだけ生きた男が年老いて独りで死ぬことの孤独に耐え
きれず許しを請いに来たからといってそれを妻や娘は 許せるものだろうか?
              (ナレーション:矢島正明) 20201120182118.jpg
「悔しいけどね、一緒に暮らすことに決めたよ。  寂しい同士じゃ、
   早々意地ばっかり張っていられないわ」
ホッと素直に喜ぶ敬子(栗原小巻)と明子(沢田雅美)

20201120182207.jpg
20201120182323.jpg
雄一(竹脇無我)「やあ!」
敬子(栗原小巻)「こんにちは!」

20201120182453.jpg

雄一「お父さんが?」
敬子「ええ」
雄一「それはおめどう!」
敬子「今日はお昼ごちそうするわ!うんと高くてもいいわ!」
雄一「ようし!(笑)」

20201120182713.jpg


昼食後、慌ただしくそれぞれの職場に戻る二人。

敬子「出発まで毎日こんな風なの?こんな風にしか会えないの?」
雄一「日曜があるよ」
敬子「日曜は母と会って欲しいんです」
雄一「そうだったね。父とも会って欲しいし。
   いっそ二人で、両方一緒にご馳走しようか?」
敬子「そうね・・・それはそれでもいいわ」
雄一「じゃあどっか店決めとくよ」
202011201828191.jpg
敬子「あたしが言うのは二人だけの時間・・・」
雄一「分かってるさ。日曜だって一日ご馳走してるわけじゃないよ」
20201120192033.jpg
雄一「出発前の1日くらいは、たぶんとれると思うんだ、休み」
敬子「1日?」
雄一「そういう会社なんだ」
敬子「それであなた平気?」
雄一「平気じゃないさ。
   だから、お昼だって、帰りだって出来るだけ一緒じゃないか」
敬子「2年間会えなくなるのよ?」
雄一「・・・うん」
20201127140338.jpg
敬子「・・・ごめんなさい。ちょっとわがまま言いたかったの」
雄一「いいんだよ。とにかく出来るだけ会おう。
   出来るだけしゃべろう。2年分だから」
20201127140529.jpg
20201127205519.jpg
敬子「ええ」

雄一「可愛いな、君は」
敬子「(笑み)」
20201120192045.jpg
雄一「さっ!腕を組もう!」
敬子「いいの?」
雄一「どうして?」
敬子「会社の人に会うかも」
雄一「かまうもんか!見たいやつは指を咥えてればいい」
敬子「まあ!ふふっ」
20201120192103.jpg
雄一「さあ皆さん、僕の可愛い人を見て下さい。
   僕が、初めて心から好きになった人を見て下さい」
敬子「嘘みたい(笑)」
雄一「何が?」
敬子「初めて会った時のあなたが違う人みたい(笑)」
雄一「そりゃそうさ。君に会って変わったんだ(笑)」
敬子「ごめんね(笑)」
20201127143042.jpg
20201127143147.jpg
初春の日比谷公園でクルクル回る2人。春である(笑)。

20201120183243.jpg
キク「せっかく築いた仕事じゃありませんか。
   あたしの方から行きますよ」
兼一「うん。そうしてくれると嬉しいが」
キク「2年経って敬子がいなくなれば、明子も大学2年だし。
   そこまで来ればアラスカだって北極だってどこへでも
   飛んで行きますよ」

20201120183340.jpg
20201120183437.jpg
再就職が決定した耕作とハルもほのぼのとした雰囲気に。
帰宅した健に大学進学のお祝いに電気シェーバーを贈るハル。

雄一「たまには兄さんにも貸せよ」
建 「1回10円。ねえおばさん、10円ずつ取って、時々おばさんと一杯やろうよ」
雄一「こいつ(笑)」

20201120183615.jpg

20201120183712.jpg

20201120183831.jpg

20201120183929.jpg

1人1人が2人になって、その事の意味を思いがけなく深く
受け止めて、耕作もキクも、健一もハルも、この席を祝っ
てくれているのだと分かると、雄一と敬子は胸が熱くなった。
励まされる思いであった。
              (ナレーション:矢島正明)

20201120184822.jpg
敬子「あたしね・・・」
健一「うん?」
敬子「黙っていようと思ったけどやっぱり言っちゃうわ」
健一「何?」
敬子「はっきりした事じゃないのよ?」
健一「うん」
敬子「ローマの支社に行けるかもしれない」
雄一「本当!?」
敬子「センターの支社長に事情を話したの。
   だって、2年間一度も会えないなんて寂しいんですもの」
雄一「ローマならカイロは近いものね」
敬子「ローマっていうのは、あたしが希望したの。
   だってカイロ行ってたら毎日会いたくなって
   仕事の邪魔になるでしょ?」
雄一「君らしいな」
敬子「ローマなら無理すれば1年に4回くらい会えるんじゃないかしら?」
雄一「そう。そうなるといいね」
敬子「当てにはしないでね。
   団体がたくさん来るんで人手が足りないって聞いたんで
   出来ればってお願いしてみたの」
20201120185032.jpg
雄一「ありがとう」
敬子「やだわ、ありがとうなんて」

20201120185200.jpg

ゆきずりの人であれ 微笑むがいい
見知らぬ人であれ 求めるがいい

誰もが寂しいのだから
誰もが強く生きたいのだから
          (ナレーション:矢島正明)
20201120185250.jpg

木下恵介生誕100年 木下恵介アワー「3人家族」DVD-BOX<5枚組>

木下恵介生誕100年 木下恵介アワー「3人家族」DVD-BOX<5枚組>

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: DVD



nice!(8)  コメント(1) 
共通テーマ:テレビ

3人家族  その10 [3人家族]

第25話
20131103024940.JPG
今日は健(あおい輝彦)の大学の入学式。
耕作(三島雅夫)に買ってもらった革靴を磨いて行進の真似をする健。
耕作「育たないなあ、お前は(笑)」
健 「え?」
耕作「小学校へ入った時も、新しい靴履いておんなじ事してたぞ」
健 「そういえば、お父さんも変わんないね、ちっとも」
耕作「お世辞を言うな。うん? そんな前からハゲててたまるか(笑)」
20131103025016.JPG
一方、明子(沢田雅美)の女子大は学生運動の煽りで入学式も延期したまま。

20131103025057.JPG
明子からの手紙を読んだ兼一(森幹太)がアラスカから帰国し、羽田から電話して来た。
明子は母・キク(賀原夏子)にバレないようにホテルで会うことにする。

20131103025153.JPG
沢野「出かけたんですか、彼は?」
敬子「いえ、まだ・・・」
沢野「いつ?」
敬子「15日です、今月の」
沢野「あと一週間か・・・」

沢野「恋人はいないとあなたは言った」
敬子「・・・」
2013110302520.JPG
沢野「しかし、いた。・・・そうなんでしょ?」
敬子「はい」

20131103025206.JPG
沢野「2年間、お別れの恋人か。」
敬子「すいませんでした」

20131103025122.JPG
沢野「ふっ(苦笑)。謝る事はない。 しかし何故いないと言ったのかな?
    僕を釣るために?」
敬子「ひどいわ」
沢野「もちろんそうは思わないけど、その位の恨み事は言いたくなるな」

20131103025221.JPG
敬子「好きになるまい、と思っていたんです。
    だから「いない」って言ったんです。」
沢野「そういうのが一番いけないんだな。 惚れまいと思っていると
    余計に惚れちゃうんだ」

沢野「未練たっぷりだが、あきらめますよ」
敬子「・・・」
沢野「僕の入り込む余地は無いらしい」
敬子「・・・」
沢野「しかし2年は長いからね。その間に気が向いたら電話下さい。
    好きになってくれとは言わないが、御馳走くらいはしますよ」
敬子「・・・ありがとうございます」

沢野「馬鹿だなあ、あなたは。」
敬子「は?」
沢野「2年間もあなたを放っておく奴を好きになるなんて、馬鹿だ!。
    僕はね、物分りの良い男じゃないんだ本当は。
    2年間、恋人が遠くにいるなんて人には特に闘志が湧く。
    自分でもどうしようもないくらいしつこいんだ。」
敬子「・・・」
沢野「あきらめませんよ僕は」
敬子「・・・」
沢野「いや、あきらめる。一応はあきらめる。
    しかし言っとくが、僕の存在は時が経つほど大きくなって行く。
    結婚して亭主に馴れて来る。自分の青春は何だったのかと考える。
    その時、僕の事を想い出す。
    「あれ程、自分を求めてくれた人はいなかったんじゃないか?」」

201311030252352.JPG
敬子「バカにしないで下さい!」
沢野「・・・」
敬子「さようなら。いろいろとありがとうございました。」

沢野「敬子さん!」
車から出ようとする敬子の手を掴む沢野。
敬子「離して下さい」
沢野「もっとカッコ良く別れたかった。 ふふ、ふふふ(自嘲)」
2013110302523521.JPG
敬子「さようなら」

20131103025235.JPG
沢野「・・・(苦い)」


20131103025251.JPG
同僚の佐藤が結婚すると聞いて、自分も2年後に結婚すると伝える雄一。

雄一「我ながらちょっと照れるがな、好きなんだよその人が」
佐藤「そりゃ、そうだろう(笑)」
雄一「好きな人と一緒に暮らしたいんだ。それだけなんだ」
佐藤「そりゃまたお前らしくないな(笑)」
雄一「惚れるべきか・抑えるべきか・結婚すべきか・せざるべきか。
    べきかべきかに飽きちゃったんだな」
佐藤「お前がそんな事、言うか(笑)」

20131103025400.JPG
雄一「は(笑)。好きだから結婚する。それだけ。それしかないのが馬鹿に良い気分さ」
佐藤「お前もやっと年ごろか(笑)」
雄一「結局、俺は参っちゃたんだな。
    好きになって何だか分からなくなっちゃった。」
佐藤「そりゃおめでたいや、ハハハハハハ(笑)」
雄一「ああ、全く春だなあ。春や春。spring has come.だ」
20131103025433.JPG
佐藤・雄一「ハハハハハハ(笑)」
20131103025456.JPG
笑い続ける2人を振り返って見る人々。 春である。

20131103025520.JPG
20131103025533.JPG
一方、耕作へ会いに行こうとする吉本(江幡高志)をハル(菅井きん)が呼び止めて
耕作の再就職先に関する企みを暴露し、詫びの手紙を書かせる。

20131103025618.JPG
明子と会った兼一はキクに叱られてもいいから復縁したいと思う。

20131103025650.JPG
20131103025716.JPG    
入学式から帰宅した健と耕作は妙な手紙を読む。
ハルが吉本の企みを阻止したと知り、感謝する耕作たち。

20131103025812.JPG
その頃、雄一と敬子は別れの日まで7日足らずの夜を
ひと時ひと時、惜しむように、愛おしむように過ごしていた。
                        (ナレーション:矢島正明)

「その10」、遅くなりすみませんでした。 あと1話か・・・。
nice!(13)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

3人家族  その9 [3人家族]

第24話
アラスカにいる別れた夫・憲一(森幹太)からの手紙に動揺するキク(賀原夏子)。

復縁を求める夫の自分勝手に腹を立てるというよりは、
そんな男の勝手を許しかねない自分の孤独に腹を立てていた。
                        (ナレーション:矢島正明)
20130325072250.JPG
深夜に帰宅したキクを敬子が起きて待っていた。
敬子「・・・やっぱり、柴田さんがいいの」

母親らしく敬子の気持ちに気づいていたキクだが、娘たちが離れて行って
しまうような寂しさもあり、敬子と口論になってしまう。

キク「2年間、待て、ってのかい? いっぺんも会わずに2年間?」
敬子「待て、っていうんじゃないのよ。 待つ、ってあたしが言ったの」
キク「馬鹿っ!」
敬子「馬鹿でもいいの。好きなんだからいいの。」

敬子と雄一の事で耕作(三島雅夫)の会社を訪ねたキクは今日で耕作が定年と知る。
20130325072720.JPG
身の回りの不用品を焼却していた耕作はキクの訪問に驚く。

キク「お宅の御長男とうちの娘、とうとう、約束しちゃいました」
耕作「ええ!」
20130325072758.JPG
キク「定年の日にこんな事言いたくありませんけど、
   2年間、日本を離れるって人がどうして土壇場でそんな約束なんか
   するんでしょう?
   もうちょっとの間、自分を抑えててくれれば娘だって諦めたんじゃな
   いかと思って」

耕作「そうですか、約束をねぇ」 嬉しそうな耕作。

キク「今更いけないって言ってみたって言う事を聞くような2人じゃなさそうですし
   せめてあの、口約束だけで、それ以上の事は無いように、あの、あなたの
   方からも、あの・・・」
耕作「そりゃそうですとも。そんな事はもちろん雄一だって知ってますよ。
    や、私からも言っておきましょう」
20130325072405.jpg
耕作「約束をねぇ・・・」 感慨深げな耕作。

キク「親なんてつまんないもんですねぇ。下の娘だってもう19ですもの。
   じきに結婚してどっか行っちゃう。そうすれば、私は死ぬまで一人・・・」
耕作「はっはっはっ。しかしまあ、子供がいた事で楽しい思いもしたんだから・・・」

お互いの誤解もわだかまりも解けた良いシーンでした。


20130325072405-2.jpg
敬子「・・・だからたぶん今日か明日、母がお訪ねすると思うけどあなたを」
雄一「話してみるよ、よく」
20130325072406.jpg
敬子「母がまた強い事言っても、撤回しちゃいやよ約束」
雄一「はは(苦笑)、信用無いんだな」
敬子「そう、信用してないの。
    あなた仕事半分・恋愛半分、一緒だもん」
雄一「はは(苦笑)、悪いの選んじゃったな」
20130325072407.jpg
敬子「でもいいの。 そういう人だからあなたが好きなの
20130325072408.jpg
20130923041049.jpg
雄一「大きいよ、声が」
敬子「あら、好きな人、好きだって言うの・・・」
雄一「分かった。(周囲を見回し)すごいよ、この頃の女性は」

20130325073750.jpg
父に「アラスカに来い」と言われてる、と言う明子に「父を訪ねて三千里か」などと
健が言っていると
明子「ねえ、あたしの事、どのくらい好き?」
健 「え?どのくらいって・・・」
明子「好き・恋してる・愛してる・死ぬ程愛してる、この内どれ?」
などと詰問され、こちらも押され気味。

20130325073152.JPG
社員食堂で100円のカツ定食を食べる耕作とキク。
20130325073309.JPG
社食のいつもの席で会う社員に今日で定年である事を告げると
その場の全員から声を掛けられる。

「課長、お元気で!」 「課長、お元気で!」
「ありがとう・・・ありがとう」       今回のクライマックス・シーン。
20130325073153.jpg


その夜。
20130325073424.JPG
37年間、同じ道を通った工場だもんな、と耕作が感慨に耽る。

20130325073505.JPG
耕作「とにかく課長にしてくれたもの、定年の前の年にもせよ。
    別れる時にはみんな「課長、お元気で」だからな」
雄一「うん」
耕作「お父さんの時代は終わったよ。今度はお前たちだ」
雄一「気の弱い事、言わないでよ」
健 「そうだよ、平均に生き延びたって、あと14年は生きるんだよ?」
雄一「馬鹿っ。14年で死んでたまるか」
20130325073506.jpg
健 「あっ、そりゃあそうだけど、失言だったなこりゃあ」
耕作「はっはっはっは」

20130325073507.jpg
耕作「雄一」
雄一「ん?」
耕作「エジプトへ行く前に、一度、お父さんに会わせろよな」
雄一「誰を?」
耕作「誰を?ってことは無いだろう」
健 「そうだよ兄さん、今になって白ばっくれること無いよ」
20130325073508.jpg
雄一「(健に)何だよ?」
健 「お嫁さんさ」
雄一「馬鹿っ」
耕作「決まったそうじゃないか」
雄一「え?」
耕作「約束したんだってな」
雄一「そんな事、誰に聞いたんです?」

 と言いつつ、動揺して徳利の酒を倒してしまう雄一。
 「あ~、ダメだよ兄さん」などと慌てて布巾で拭く健。

20130325073509.jpg
しかし健は雄一に「馬鹿っ」と言われながらも良くアシストしますね。
今度、全話を通して雄一が健に何回「馬鹿っ」っと言ったか数えてみよう(笑)

雄一「知ってたの?お父さん」
耕作「うん、今日、会社へお袋さんが来たよ」
雄一「会社へ?
    何て言った?お父さんに」
耕作「今更どう叱ってみたって仕方が無いって言ってな、怒っていたよ」
雄一「そうか・・・お父さんの所、行っちゃったのか」
健 「僕の方は妹からの情報でね。
   とにかく兄さんが何やったって筒抜けなんだから。へへっ。」

雄一「悪かったよ。言おう言おうと思ってたんだけど」
耕作「うん」
雄一「こんな時に結婚の話なんて、正直言って困るんだけど
   あの人を他の人に取られるのは、やっぱり嫌なんだ」
健 「抜け抜け言うね、兄さんも(笑)、ははっ」
雄一「向こう行ってろ! お前は!」
健 「そりゃヒドイよ! 僕だって随分心配したんだからね」
耕作「とにかく、会いたいもんだな一度」
雄一「ええ」
耕作「他の事はお前を信用して何にも言わん」
雄一「大丈夫だよ。僕だっていろいろ考えた上だから」
耕作「ああ」
健 「おめでとう、って言うのかね?」
耕作「そりゃそうさ、縁談だもの」
健 「はははっ。 兄さん、おめでとう」
20130325073510.jpg
雄一「ふん。大人をからかうんじゃないよ」

20130325073511.jpg

定年の夜、息子の婚約を聞く。
とうとう自分にもそんな役割りが回って来たか、と思いながら
まだ耕作にはその役割りが馴染めない気持ちであった。
とにかく子供をここまで育てた。
後は自分の生きたいように生きる。

冒険もしてみよう。 楽しんでもみよう。
傍目には滑稽かもしれないが、そんな欲望がまだ耕作の心に残っていた。
いや、定年になってみて改めてそんな欲望に目覚めたような気持ちであった。
                         (ナレーション:矢島正明)

20130325073659.JPG
柴田家へのわだかまりが解けて、キクと敬子も和やかな雰囲気に。
キク「だからお母さん、もう何にも言わない。
    良いようにやりなさい。お前を信用する他ないもの」」
敬子「ありがとう」
明子「良かったね、お姉さん」

キク「いきなり2年間会えないなんて大変な事だよ」
敬子「貯金下ろせばエジプトくらい何とか行けるわ。」
キク「何とかったってお前・・・」
敬子「航空会社、勤めてるのよ?
   2年間全然会わないなんてそんな事、絶対しないわ」
明子「あ、成る程ね。それでなきゃいくら好きでもね」

キク「一度、連れてらっしゃい。お母さんも話したいの」
敬子「(笑顔)ええ」
20130325073746.JPG

だが話が夫・憲一の事に及ぶと頑なになってしまうキク。
母親である自分だけでは不足だったのか、と強い口調になってしまう。
20130325073949.JPG
20130325073852.JPG

明子「お父さん。帰って来て下さい。
    明子だってお姉さんだって、もちろん、お母さんが一番、
    お父さんのお帰りを待っているんです」

Thanks to にわかコマキスト 様
nice!(18)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
前の3件 | - 3人家族 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。