リング (1998/日)

さて、暑い夏といえばホラー映画である。

会社帰りに品川駅前のマックに寄って、ハンバーガーを食べつつ
鈴木光司の原作を読み始めてギクリとしたのを思い出す。
（単行本　12ページ）
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九月五日　午後十時五十四分
東京　品川駅前の交差点
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主人公・浅川和行（映画では浅川玲子（松嶋菜々子））の姪・智子の
友人がバイクで信号待ちしている時に怪死した場所である。
「まさに、目の前の交差点じゃん！」（横浜弁）

その後TVドラマ化・映画化されて大ブームになったのは周知の通り。
映画版の私のお気に入りシーン。

１.伊豆の別荘で謎のビデオを観てから一週間目の夜。
　友人と留守番しながらビデオの話をした後、背後から近づく
　誰かに怯える智子。

当時１８才の竹内結子。　この緊張感が怖い。

２.バス停で高山竜司（真田広之）がノートに数式を書いていると
　周囲の音が消えて

白いドレスとパンプスの女性が現れる。

竜司の「おまえか・・・？おまえがやったのか？」の問いに　

「・・・。」無言の女。　脚と白いパンプスが少し汚れているのが怖い。

３.浅川玲子が息子の陽一と両親の家に泊まった夜。
　ふと目覚めた玲子。　陽一が寝ているはずの隣りの布団から、

「・・・叔母さん」と死んだはずの智子の声が。

陽一の代わりに黒い影が・・・。

隣りの部屋で「呪いのビデオ」を見てしまった陽一。

「いやあああああああああああ！」

「陽一、お前が持って来たのね！どうして!?」
「智ちゃんが「見ろ」って・・・」

４.玲子は助かったのに竜司は死んだ。
　「私がやって、あなたがやらなかったこと・・・」。

スイッチを切ったTVの画面に・・・。

ヒントを指し示す男。　　「竜司さん！」

この格好は何かで見た事があるような気がするのだが・・・？

映画化にあたり不気味な化け物に変えられた貞子より、
こういったシーンの方が怖い。

リング [DVD]

• 出版社/メーカー: 角川映画
• メディア: DVD

これで終わりではない事を暗示する、「ターミネーター」と似たラスト。
　
P.S.
予定では今頃、函館の夜景を楽しんでいるはずが・・・。

コメント 8

この映画は観ていませんが、蒸し暑い夏の夜に、ぴったりのゾッとする映画のようですね。
by たいちさん (2011-07-18 13:20) 

k_iga さん、こんにちは。

リング大好きでした。
やはり、追い込まれていく恐怖ってのが良いです。
by uryyyyyy (2011-07-18 15:39) 

そうですね「夏はホラー」ですね。
リングも続編、リメイクと続きましたね。
by のり (2011-07-18 19:09) 

ドラマ・続編・番外編と続くたびに、設定の辻褄が合わなくなってますね。

「リング0 バースデイ」は貞子の青春期を描き、哀しいラストなのですが
この作品で注目された仲間由紀恵が「トリック」の山田奈緒子に大抜擢。

コメディじゃないし、上田次郎（阿部寛）が出て来ないのが不思議な感じ（笑）
by k_iga (2011-07-18 19:47) 

わたしも記事を書きました～
わたしの場合、映画ではなく本を読んで…
でも、ちょっと違うところが怖かったの…ううううぅぅぅ
by tamanossimo (2011-07-18 22:19) 

tamanossimo　さん
最初に映像化されたドラマ（高橋克典＆原田芳雄版）では三浦綺音が貞子
で、原作に忠実でしたよ。そういう症状の女性はすごく美しい場合があるとか。

３D版の「リング」が制作されるようです。
by k_iga (2011-07-18 23:06) 

映画も観たしこれは原作も
3部作だったけど全部読みました〜
よく出来たお話でよかったですね。
by pandan (2011-07-19 07:21) 

怖いの嫌いな私もこれは見ました。
一応流行？にのっただけですが、
思ったよりこわくなくて面白かったです。
by がり (2011-07-19 11:01)