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「ユタとふしぎな仲間たち」1974/5/6~5/8 [ドラマ]

佐藤蛾次郎さんが、2022年12月10日、東京 世田谷区の自宅で亡くなりました。
78歳でした。

そうかい、そうかい。ペドロも死んじゃったんだなぁ。

私にとって「ユタとふしぎな仲間たち」の座敷童子・ペドロ役が
非常に印象に残っています。

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家庭用ビデオデッキが発売される前、NHK少年ドラマシリーズで
放映されたこの作品が非常に気に入って、ラジカセに録音ケーブ
ルを繋げて録音したのですが、

「何か、文字で残したい」

と考え、テープを聞きながらノートにセリフを書き起こし自己流
のシナリオを作った最初の作品でした。

(あらすじ)
東北ののどかな村(岩手の金田一温泉)に、東京から事故で父を
亡くした転校生「勇太(ユタ)」が母とやって来る。

しかし、新しい環境になじめず、「大作」を始めとする村の子供
達から「もやし」といじめられる毎日。

そんなユタを見守っていた「寅吉爺さん」はある日、村に伝わる
「座敷わらし」の話をし、「友達になってもらえば」。

ユタは意を決して言い伝え通りに、満月の夜に大黒柱のある古い
家に一人で泊まることに。

そこへ座敷わらしが姿を現す。

座敷わらしと友達になり時間を共有することで、生きたくても生
きられなかった座敷わらし達の思いに触れ、ユタは少しずつたく
ましくなっていく。

座敷わらし達と体も鍛え、村の子供達に受け入れられていくユタ。
しかし、仲間ができたユタにやがて別れの時がやって来る・・・。

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ペドロ(=ペン泥沼)
元禄8(1696)年生まれ。座敷わらしのリーダー格。
モンゼ(=門前)
宝暦5(1756)年生まれ。
ヒノデロ(=日の出楼)
明治35(1902)年生まれ。女性的な口調や振る舞いをする。
センロ(=線路)

毎日いじめられる、都会育ちのもやしっ子のユタに「座敷童子に
友達になってもらえば」と提案する寅吉爺さん(殿山泰司)。
「銀林荘の離れにひとりで寝られれば、まぁ、肝も付くべ」。

五年生の小夜子は赤ん坊の弟をいつも背負っている。

ペドロは小夜子の父が怪我で入院したことを知ると小夜子がリヤ
カーで荷物をひいている後ろからこっそり押してやったり、ユタ
にさりげなく状況を聞いたりする。

ペドロたちとの交流を通して少したくましくなったユタだったが
東京と青森をむすぶ大きな自動車道(八戸自動車道)が通ること
になり、座敷童子たちはここにいられなくなり別れを告げる・・・。

早坂暁の名脚本とすばらしい演出の作品です。

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