時をかける少女(2010) その3 [時をかける少女]
個人的2010年度前半の映画のベスト1シーン。
3月に公開された「時をかける少女(2010)」での
1972年の実験室で未来へ帰る深町一夫に、芳山和子(石橋杏奈)が記憶を
消される別れのシーン。
深町一夫の黒の詰め襟の学生服もノスタルジックだし、
何より、記憶を消されてしまう芳山和子(石橋杏奈)が涙ぐんでいて・・・。
原作では平凡な中学3年生のはずが美人過ぎる、くらいしか欠点が無い。
わずか数秒のシーンだが、このシーンだけでも2回観に行った甲斐があった。
著作権の関係でもう削除されてしまったが、YouTube に高画質でアップされていた
いきものがかりの「時をかける少女」のPVは素晴らしい出来だった。
3月に公開された「時をかける少女(2010)」での
1972年の実験室で未来へ帰る深町一夫に、芳山和子(石橋杏奈)が記憶を
消される別れのシーン。
深町一夫の黒の詰め襟の学生服もノスタルジックだし、
何より、記憶を消されてしまう芳山和子(石橋杏奈)が涙ぐんでいて・・・。
原作では平凡な中学3年生のはずが美人過ぎる、くらいしか欠点が無い。
わずか数秒のシーンだが、このシーンだけでも2回観に行った甲斐があった。
著作権の関係でもう削除されてしまったが、YouTube に高画質でアップされていた
いきものがかりの「時をかける少女」のPVは素晴らしい出来だった。
時をかける少女(2010) その2 [時をかける少女]
注意:思いっきりネタバレ&私個人の感想です。一部加筆。
去年の11月に「時をかける少女(2010)」の公式サイトの予告編/特報 を観て
「ムムッ、これは面白いかもしれん」と思い、
いきものがかりの「時をかける少女」を聴いて公開を待ちわびていました。
冒頭の芳山和子(安田成美)の実験シーンの後、芳山あかり(仲里依紗)が
いきものがかりの「時をかける少女」をバックに走り出すシーンは
一気に期待度が上がる上がる。
(↑ 画像サイズを大きくしました)
が~~、しかし、
---------------------------------------------------------------------------
・事故で昏睡状態の母・和子の代わりに1972年4 月に行き、深町一夫に会う。
・芳山あかりと1974年の大学生 溝呂木涼太(中尾明慶)の想い。
・涼太(中尾明慶)の特撮映画の自主制作。
---------------------------------------------------------------------------
などと、盛り込み過ぎたせいか中盤がダレる。
下宿や喫茶店など70年代の雰囲気作りは上手い。
(芳山和子は横浜の高校に進学したという設定で一瞬マリンタワーが映るが、
ちゃんと当時のタワーの色とライティングになっている点に感激。)
2010年では大学に合格したあかりが、1974年で自分より年下の母に会う。
1974年当時に高校1年である芳山和子(石橋杏奈)は、原作や原田知世版、
NHKの「タイムトラベラー」ファンの期待を裏切らない雰囲気で良かった。
---------------------------------------------------------------------------
1972年の実験室で未来へ帰る深町一夫に、芳山和子(石橋杏奈)が記憶を
消される別れのシーンが胸に痛かった。
薄れゆく意識の中で「記憶は消えても、その約束だけは心で覚えているわ」と
和子は告げる。
---------------------------------------------------------------------------
それに反して
ゴテツ/長谷川政道(青木崇高)が、あかりの父親・・・というか芳山和子の夫で、
離婚して母子とも芳山姓?(母子家庭)。
「時をかける少女」の永遠のヒロイン・芳山和子の夫が、あの男だと????
(70年代の大学生の設定だとしても、長髪パーマ無精ヒゲで、ただの変人っぽい登場)
深町一夫/ケン・ソゴル以外の誰かでは絶対に納得でき~ん!
芳山和子(石橋杏奈)が何故、ゴテツ/長谷川を好きになったのか説明が無いな~。
(1972年に深町一夫が未来へ帰る時、和子がこの時代の人と幸福になるように操作した?
原田知世版でも深町が「君はこの時代で幸福に、幸福になるんだよ」と諭してる)
記憶を消されても和子の深町一夫への想いは、和子自身も気づかぬまま残っている。
ゴテツ/長谷川が離れて行ったのも、それを感じ取ったのだろう。
ここから怒濤の盛り返し!!
最大の疑問だった
「芳山あかりが間違えて1972年4月8日、土曜日の実験室ではなくて
1974年2月にタイムトラベルした意味」。
吾朗おじちゃん(勝村政信)がTVニュースを見て語った1974年3月3日の夜行バスの
事故が、あかりと涼太の別れとして絡んで来る点は上手いと思った。
涼太の乗った夜行バスを追いかけて走るあかりの腕をつかむケン・ソゴル(石丸幹二)。
「未来から来た人間が、過去を変えてはいけない!」。
「だったら、あたしはここ(1974年)」に残る!」と叫んで帰り用の薬の試験管を
道路に叩き突けるあかり。
走り去ったバス。
泣き崩れるあかりから一連の記憶を消去し、涼太の残した8mmフィルム缶も回収
しようとするが、そっとあかりのポケットに戻すケン・ソゴル。
意識を失ったあかりの肩を抱き、2人が光りに包まれると2010年へと戻って行った。
1972年の実験室での別離時に交わした「再会の約束」を果たしにケン・ソゴル
(石丸幹二)は芳山和子(安田成美)の眠る2010年の病室へやって来る。
目を覚ました和子に「(あかりは)君に似ている」とささやき、
「またいつか、未来で」と、この瞬間の記憶も消して去って行く。
病院の廊下ですれ違うあかりとケン・ソゴル。
あかりにも1974年のあの日々の記憶は無い。
何故かポケットに入っていた8mm短編映画「光の惑星」を友人と観るあかり。
フィルム缶に入っていた紙片のメモ「未来の桜を見る君へ」。
あかりの目から止めどなく流れる涙。
あかり自身にも理由は分からないが、いつまでも涙は流れるのだった。
「記憶は消えても、この想いは消えない」。
浅倉吾朗役の勝村政信は違和感が無かったが、欲を言えば、尾美としのりだったらな~。
弓道部シーンで不気味に笑う柄本時生は何のため?。
と、好き勝手に書きましたが、75点かな~。
写真集とDVDも買うんだろうな~。と言うか写真集買っちゃった。
DVDは夏頃かな?
何だ、結構、気に入っているんじゃん>私。
追記
NHK「タイムトラベラー」・「時をかける少女」ファンとしては
「芳山和子」「深町一夫」「ケン・ソゴル」という名前だけでドキドキものでした。
何年先かまた映像化される事があっても、きっと観てしまうと思います。
去年の11月に「時をかける少女(2010)」の公式サイトの予告編/特報 を観て
「ムムッ、これは面白いかもしれん」と思い、
いきものがかりの「時をかける少女」を聴いて公開を待ちわびていました。
冒頭の芳山和子(安田成美)の実験シーンの後、芳山あかり(仲里依紗)が
いきものがかりの「時をかける少女」をバックに走り出すシーンは
一気に期待度が上がる上がる。
(↑ 画像サイズを大きくしました)
が~~、しかし、
---------------------------------------------------------------------------
・事故で昏睡状態の母・和子の代わりに1972年4 月に行き、深町一夫に会う。
・芳山あかりと1974年の大学生 溝呂木涼太(中尾明慶)の想い。
・涼太(中尾明慶)の特撮映画の自主制作。
---------------------------------------------------------------------------
などと、盛り込み過ぎたせいか中盤がダレる。
下宿や喫茶店など70年代の雰囲気作りは上手い。
(芳山和子は横浜の高校に進学したという設定で一瞬マリンタワーが映るが、
ちゃんと当時のタワーの色とライティングになっている点に感激。)
2010年では大学に合格したあかりが、1974年で自分より年下の母に会う。
1974年当時に高校1年である芳山和子(石橋杏奈)は、原作や原田知世版、
NHKの「タイムトラベラー」ファンの期待を裏切らない雰囲気で良かった。
---------------------------------------------------------------------------
1972年の実験室で未来へ帰る深町一夫に、芳山和子(石橋杏奈)が記憶を
消される別れのシーンが胸に痛かった。
薄れゆく意識の中で「記憶は消えても、その約束だけは心で覚えているわ」と
和子は告げる。
---------------------------------------------------------------------------
それに反して
ゴテツ/長谷川政道(青木崇高)が、あかりの父親・・・というか芳山和子の夫で、
離婚して母子とも芳山姓?(母子家庭)。
「時をかける少女」の永遠のヒロイン・芳山和子の夫が、あの男だと????
(70年代の大学生の設定だとしても、長髪パーマ無精ヒゲで、ただの変人っぽい登場)
深町一夫/ケン・ソゴル以外の誰かでは絶対に納得でき~ん!
芳山和子(石橋杏奈)が何故、ゴテツ/長谷川を好きになったのか説明が無いな~。
(1972年に深町一夫が未来へ帰る時、和子がこの時代の人と幸福になるように操作した?
原田知世版でも深町が「君はこの時代で幸福に、幸福になるんだよ」と諭してる)
記憶を消されても和子の深町一夫への想いは、和子自身も気づかぬまま残っている。
ゴテツ/長谷川が離れて行ったのも、それを感じ取ったのだろう。
ここから怒濤の盛り返し!!
最大の疑問だった
「芳山あかりが間違えて1972年4月8日、土曜日の実験室ではなくて
1974年2月にタイムトラベルした意味」。
吾朗おじちゃん(勝村政信)がTVニュースを見て語った1974年3月3日の夜行バスの
事故が、あかりと涼太の別れとして絡んで来る点は上手いと思った。
涼太の乗った夜行バスを追いかけて走るあかりの腕をつかむケン・ソゴル(石丸幹二)。
「未来から来た人間が、過去を変えてはいけない!」。
「だったら、あたしはここ(1974年)」に残る!」と叫んで帰り用の薬の試験管を
道路に叩き突けるあかり。
走り去ったバス。
泣き崩れるあかりから一連の記憶を消去し、涼太の残した8mmフィルム缶も回収
しようとするが、そっとあかりのポケットに戻すケン・ソゴル。
意識を失ったあかりの肩を抱き、2人が光りに包まれると2010年へと戻って行った。
1972年の実験室での別離時に交わした「再会の約束」を果たしにケン・ソゴル
(石丸幹二)は芳山和子(安田成美)の眠る2010年の病室へやって来る。
目を覚ました和子に「(あかりは)君に似ている」とささやき、
「またいつか、未来で」と、この瞬間の記憶も消して去って行く。
病院の廊下ですれ違うあかりとケン・ソゴル。
あかりにも1974年のあの日々の記憶は無い。
何故かポケットに入っていた8mm短編映画「光の惑星」を友人と観るあかり。
フィルム缶に入っていた紙片のメモ「未来の桜を見る君へ」。
あかりの目から止めどなく流れる涙。
あかり自身にも理由は分からないが、いつまでも涙は流れるのだった。
「記憶は消えても、この想いは消えない」。
浅倉吾朗役の勝村政信は違和感が無かったが、欲を言えば、尾美としのりだったらな~。
弓道部シーンで不気味に笑う柄本時生は何のため?。
と、好き勝手に書きましたが、75点かな~。
写真集とDVDも買うんだろうな~。と言うか写真集買っちゃった。
DVDは夏頃かな?
何だ、結構、気に入っているんじゃん>私。
追記
NHK「タイムトラベラー」・「時をかける少女」ファンとしては
「芳山和子」「深町一夫」「ケン・ソゴル」という名前だけでドキドキものでした。
何年先かまた映像化される事があっても、きっと観てしまうと思います。
時をかける少女(2010) [時をかける少女]
もうさんざん既報ですが2010年に
実写版「時をかける少女」が公開されます。
主演はアニメ版「時をかける少女」(2006)の仲里依紗。
このニュースを知った時、思わず脱力しました。
NHKの少年ドラマシリーズ(作品名は「タイムトラベラー」ですが)の微かな記憶、
原田知世版の映画(1983)のファンとしては「またかよ!!!」って感じ。
他に企画は無いのかよって...。
しかし、本日リニューアルされた公式サイトの予告編を観て期待。
http://www.tokikake.jp/
実写版「時をかける少女」が公開されます。
主演はアニメ版「時をかける少女」(2006)の仲里依紗。
このニュースを知った時、思わず脱力しました。
NHKの少年ドラマシリーズ(作品名は「タイムトラベラー」ですが)の微かな記憶、
原田知世版の映画(1983)のファンとしては「またかよ!!!」って感じ。
他に企画は無いのかよって...。
しかし、本日リニューアルされた公式サイトの予告編を観て期待。
http://www.tokikake.jp/