太陽がいっぱい (1960/仏=伊) [映画]
さてさて私の好きな映画BEST1 「太陽がいっぱい」である。
↓ 珍しいEPレコードサイズのチラシ。
(これは私がスキャンしたのだが、これもあちこちで使われている 苦笑)
パトリシア・ハイスミスの原作「The Talented Mr. Ripley(才人リプリー氏)」という作品名を映画化にあたり「Plein soleil(太陽がいっぱい)」としたのも素晴らしいし、ヨットでトム(アラン・ドロン)がフィリップ(モーリス・ロネ)を刺殺するシーンを原作の曇天から青空に変更したのも効果的。
私が大学に退学届を出す事を企んだ時、困ったのが父の署名。
で、頭に浮かんだのがこのシーン。同じ様にくわえタバコで真似をしましたっけ(爆笑)。
一番気に入っているシーンは、トムがフィリップの友人フレディを布袋尊像で撲殺した後。
トムが窓の外を見下ろすと数人の少女たちが遊んでいるのが見える。
どこかの部屋からか聞こえて来るピアノを弾く音。
部屋に目を戻すと横たわるフレディの死体。
部屋の中で呆然と椅子に座っているトム。
ヨットの上でフィリップを刺殺したのは計画的だが、フレディを殺したのは予定外。
トムの顔にも「・・・やっちまった」感があるし、窓の外を見る表情も呆然・・・という感じ。
気に入っているシーンを書きだすと際限が無い。正に傑作である。
1976年のリバイバル・ロードショーのパンフレット。
2008年にデジタル・リマスターとして「スペシャル・エディション (期間限定生産)」のDVDが発売されたが、フィルムのキズやゴミが残っている状態らしくて不評である。
あーえーて欠点を挙げるとすれば、トムもフィリップもアメリカ人に見えないって事ね。
フランス語喋ってるし(笑)
↓ 珍しいEPレコードサイズのチラシ。
(これは私がスキャンしたのだが、これもあちこちで使われている 苦笑)
パトリシア・ハイスミスの原作「The Talented Mr. Ripley(才人リプリー氏)」という作品名を映画化にあたり「Plein soleil(太陽がいっぱい)」としたのも素晴らしいし、ヨットでトム(アラン・ドロン)がフィリップ(モーリス・ロネ)を刺殺するシーンを原作の曇天から青空に変更したのも効果的。
私が大学に退学届を出す事を企んだ時、困ったのが父の署名。
で、頭に浮かんだのがこのシーン。同じ様にくわえタバコで真似をしましたっけ(爆笑)。
一番気に入っているシーンは、トムがフィリップの友人フレディを布袋尊像で撲殺した後。
トムが窓の外を見下ろすと数人の少女たちが遊んでいるのが見える。
どこかの部屋からか聞こえて来るピアノを弾く音。
部屋に目を戻すと横たわるフレディの死体。
部屋の中で呆然と椅子に座っているトム。
ヨットの上でフィリップを刺殺したのは計画的だが、フレディを殺したのは予定外。
トムの顔にも「・・・やっちまった」感があるし、窓の外を見る表情も呆然・・・という感じ。
気に入っているシーンを書きだすと際限が無い。正に傑作である。
1976年のリバイバル・ロードショーのパンフレット。
2008年にデジタル・リマスターとして「スペシャル・エディション (期間限定生産)」のDVDが発売されたが、フィルムのキズやゴミが残っている状態らしくて不評である。
太陽がいっぱい スペシャル・エディション (期間限定生産) [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- メディア: DVD
あーえーて欠点を挙げるとすれば、トムもフィリップもアメリカ人に見えないって事ね。
フランス語喋ってるし(笑)
わたしも好きな一作です。
殺した理由は女と金という、短絡的にみえて奥の深い欲求だったと思います。
アラン・ドロンの若いころには、悩殺されます。。。
by クリス (2011-02-09 08:06)
おはようございます^^
遠い昔、わたくしがまだ乙女だった頃《そんな時期あったかどうかは不問い》
アランドロンのファンでした。
by mimimomo (2011-02-09 09:06)
私も好きな映画です。
観ているとドキドキします(笑)
by piano (2011-02-09 11:34)
懐かしい映画ですね。
大昔みました。
と言っても、内容は忘れたんですけど。^^;
by がり (2011-02-09 13:48)
有名な映画ですよね。
でも自分は観たことがないです。
(伝え聞いたことはありますw)
好きな映画やドラマに影響されるということはよくあります。
僕は松田優作が好きだったのでよく影響されました。
(TV版探偵物語にはかなり影響を受けましたw)
by チュウ@GAROyan (2011-02-09 22:57)
トム(アラン・ドロン)は金と女が欲しかった、というより
フィリップ(モーリス・ロネ)になりたかったんだと思います。
別の境遇、別の人生を。
by k_iga (2011-02-10 01:10)
アランドロンが美しいだけに
怖さが引き立ち印象に残る作品ですね。
by pandan (2011-02-10 06:08)
名作ですね。
やっぱりマット・デイモン(「リプリー」)だと、アラン・ドロンのビミョーな粗野さ加減が出ないと思うのです。
by へんしう長 (2011-02-10 12:57)
「リプリー」だとジュード・ロウの方がアラン・ドロンに似ているような・・・?
by k_iga (2011-02-10 23:56)
懐かしの映画ですね。
映画は知りませんが音楽なら知ってます。ヾ(--;)ぉぃぉぃ
by のり (2011-02-11 00:08)
名作ですね。
ずっと前にビデオで観たきりですが、
ラストシーンの衝撃は忘れられません。
「リプリー」は、
マット・デイモンがアラン・ドロンを演じるのは無理があるだろ、
と思いながら観ました。
まして、マット・デイモンがジュード・ロウになりきるって、ちょっと・・・。
いや、マッド・デイモンは好きですよ。
ただ、役に合わないってだけで。
by 青山実花 (2011-02-11 22:12)
いつもnice!ありがとうございますm(__)m
by nano (2011-02-12 04:54)
リプリーってリメイクなんですね、
観てみようかな。
by pandan (2011-02-12 05:45)
「太陽がいっぱい」・・、もう何度観たか分かりませんが、たまたま昨日も観ていました。
素晴らしいのひと言。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2011-02-12 08:59)
「お電話です」と呼ばれて、チェアから笑顔で立ち上がって・・・という
ところで Fin としたのが最高です。
by k_iga (2011-02-13 10:23)