「この世界の片隅に」(TBS/ 2018年7月15日~9月16日 9話) [ドラマ]
以前、「夕凪の街 桜の国」の原作を読んで2007年の映画も観て 「時代考証がすごいなー」と注目していた作家さんの作品。 アニメ版の「この世界の片隅に」(日/2016)も観た。 TBSでドラマ化されると聞いて「主演はのんちゃんかな」と思っ ていたので別の人だと聞いてちょっと残念にも思ったけど、なか なか好演だったと思う。 松本穂香と松坂桃李の夫婦役の二人が観ていて実に良かった。 「ああ、いいな」と、若い二人を応援したくなった。 尾野真千子も宮本信子も改めて良いと感じた。 「原作やアニメより泣かせよう、泣かせようとしている」とい う批判もあるみたいだけど、ドラマなりの描写があってもいいと思う。 すずの兄・要一の戦死の報告として石ころ一つだったと知ったシーン などはアニメより良かったと思う。 しかし、アニメ・ドラマ共に空襲のシーンが一番堪えた。 あんな感じで毎日空襲があったら堪らない、と思いながらかなりビビりながら観た。 アニメ版のファンの人の中には「ドラマ版は観ない!」と主張して いる人もいるみたいだけど、やはり3ヶ月近く連続ドラマとしてじ っくり描かれると「ああ、良いな」というシーンがいくつかあるし、 心に残る。情が移る。 現代パートの 香川京子さんもアニメではサラッと描かれた節子の その後として良かったと思う。 今年は各地で様々な災害に見舞われた。 1945年のカレンダーと同じ平成最後の夏にドラマ化されたのも 意義があると思う。 最近はそれほどドラマは観なくなっていたが観て良かったと思った。
k_igaさん
めぇてるも見ました!映画も2回観ました!
また、遊びにきます!
by めぇてる (2019-02-22 02:44)