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秘密の箱 [その他]

父の遺品を整理している時に箱根細工(寄木細工)が見つかった。
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「これはどうやって開けるんだろう」と、あちこち引っ張ったりしていたら
何かの拍子に開いた。

中には数枚の便箋と、1枚の着物姿の若い女性のモノクロ写真。母ではない。

万年筆で書かれた達筆を何とか読んでみると、戦後数年経って父が
16才の時に付き合っていた20才の女性からの手紙だった。

手紙の最後には
「貴方はまだ将来のある身です。お別れしましょう。」みたいな文。

そういえば祖父が存命の頃、何かの折に「あの時は往生した(大変だった)」
と祖母と話していたのを聞いた記憶があった。

数枚だけ残っていた青少年時代の写真の父は若い頃の三浦友和みたい
だったもんなぁ(笑) (写真を見た兄と私「ぎゃははは、どこの美少年だよ!」)
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男のほうが意外にこういうのを残してると言われますが、私も学生時代に
もらったラブレターを何となく残してあるのでした。
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ぼんぼちぼちぼち

お父様、美青年だったのでやすね。
その時代に男性16歳女性20歳というと けっこうな歳の差恋愛だったのではないでやしょうか?
by ぼんぼちぼちぼち (2017-09-15 15:13) 

k_iga

どうだったんでしょうね?
写真の女性はおとなしそうな清楚な感じの人でした。

親にも私の知らない青春時代があり、若い頃の写真をみると
ちょっと気恥ずかしくてつい兄と茶化してしまいました。

by k_iga (2017-09-16 17:44) 

がり

自分が亡くなったあとに見られるのって
気恥ずかしい。
まだ少し余裕があるとは思うけど、
ぼちぼち身辺整理した方がいいかな。(^^; )
by がり (2017-09-18 18:50) 

k_iga

父が恋愛ものの映画やドラマを見たり話してるのを聞いた事が無かった
(ドキュメンタリーとかばかり観てた)ので、堅物だなーと思ってたので
意外でした。
ブログに書くのはどうかなー、と躊躇しましたが、ちゃんと青春があったんだなぁ
という想いもありましたので。
by k_iga (2017-09-19 20:40) 

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