「悪童日記」 アゴタ・クリストフ [本]
内容(「BOOK」データベースより)
戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんの
もとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜
さや哀しさ、世の不条理―非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを
克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生
き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻
き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。
十数年前に早川書房のフェアで入手した。 署名カード付き。
世界的なベストセラーなので作品名はチラチラ目にしていたが
なかなか衝撃を受けた。
2013年、まさかの映画化。 2014年10月3日日本公開。
http://akudou-movie.com/
削除されているエピソードもあるが、割と原作に忠実らしい。
たしかに、まさかの映画化ですね。
by べっちゃん (2014-10-05 21:48)
映画のサイトに行って予告を見ました。小さな2人が強くなるためにがんばって鍛える、いじらしいですね。でも現実なんですよね。「悪童日記」
というタイトルが冴えないですね。悪童って響きが。。僕らの日記_僕らが見たことくらいのほうが普通だと思うけど。
by TaekoLovesParis (2014-10-05 22:24)
原題は「大きな帳面」というものらしいです。 3部作の1冊目。
「悪童日記」というタイトルから何か牧歌的なストーリーかを
想像して読むと衝撃を受けます。
>小さな2人が強くなるためにがんばって鍛える、いじらしいですね。
いえいえ、生き抜くためにかなりしたたかで残酷な描写もあります。
by k_iga (2014-10-06 07:14)